2010年10月20日水曜日

日本文化論 (講談社学術文庫 22) : 梅原猛

この人の本は二冊目です。


「近代西欧文明は、〈力〉を原理とし、科学技術を武器として世界を制覇した。しかし、20世紀に入り、とくに原水爆の出現いらい、〈力〉の文明は明らかにゆきづまりを見せている。これからの新しい文明創造の原理をどこに認めたらいいのか。著者はそれを日本の精神的文化遺産である仏教思想の中にみ、科学技術偏重の明治以来の教育を批判し、仏教精神を教育にとり入れることを説く。常に新しい思想を展開させる著者の創造的日本文化論。」


講演の内容を収録したものなので、読みやすいです。しかも分量が少ない。
行き帰りの電車の中で読めてしまいましたが、内容的はありました。

自分なりにこのぐらいのことを喋りたいものです。

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