2009年4月30日木曜日

TRIPLET'S @ インディペンデンスでした!

昨夜は池袋インディペンデンスでTRIPLET'Sでした。
ピアニストの頭がぼさぼさに見えますが、ドラマーの頭はリーゼントみたいです。悪そうです。

昨日のジャズバードでは工藤悠が飛び入りしてくれたおかげでピアノを弾きすぎてしまい、深爪気味の指の先から血が出たりして痛かったですが、今日の演奏には支障はありませんでした。よかった。

今日のライブはバンドとして取り上げる曲としては新しい曲が多めでした。いつも来てくれるお客様にも飽きずに楽しんでいただけたでしょうか?来月以降もまたいろいろ新ネタにトライしていきたいものです。

それにしてもリーゼントに見えます。

そうそう、前回までとはメンバーの配置をかえてみました。
カイドーさんがよく見えます。
カイドーさんは色々な弾き方をするので見ていても面白いと思います。

というわけで、お越しくださったみなさま、ありがとうございました!


本日は江古田バディーにてBLACK PIED PIPERS、クラリネット9人+リズム隊のライブです!

2009年4月29日水曜日

本日は TRIPLET'S で池袋インディぺデンスです!

本日(29日の水曜日)は池袋のインディペンデンスでTRIPLET'Sのライブです。
自分以外の二人は海外帰りです。
ご都合よろしかったらぜひ!


というわけで、昨夜は表参道ジャズバードで牧野竜太郎とデュオでした。
いつものように盛り上がりましたが、昨夜はさらにゲストの参加で盛り上がりました。

フリューゲルホルンの神田君とドラムにはTRIPLET'Sのリーダーくどうゆうです。
普通ならこれにベースが入るべき編成ですが、そんなことお構いなしにすっかり楽しんで盛り上がりました。いや~たのしかったなあ。
お越しくださった皆様、TRIPLET'SのCDをお買い上げいただいた皆様、ありがとうございました!


というわけで、本日は池袋インディペンデンスへぜひ!

2009年4月28日火曜日

硝子戸の中 : 夏目漱石

そう、またです。が、これも薄いのですぐに読み終えました。
が、内容的には深かったです。随筆集ですが、一見当たり障りの無い話題ばかりのようで、なにか核心をとらえようとするものにも見えます。
新聞の連載のために書かれたもので、全39回です。
自分として一番心に残っているのは第33回です。生きていくうえで必要となる他人との交渉における苦悩についてかたっているのですが、それに対して客観的な視点を持って、しかもそれを著そうとしているところに(この随筆にかぎらず他のすべての小説なども含めて)感銘をうけています。
依然として、いま一番尊敬する人です。

本日は表参道ジャズバードで竜太郎とデュオですが、

昨夜は上野アリエスにて足立直子(Vo)グループのライブでした。
昨年レコーディングをしたメンバーによるライブです。
もうレコーディングからは1年以上経っているんだなあ。早いものです。さすがに一年以上たっているのでバンドとしてのサウンドもまとまってきています。そういえば、以前はもっといっぱいいっぱいだったような気がするけど、今ではけっこうリラックスして楽しめています。
お客さんも沢山でうれしかったです。
7月9日(木)にアリエスにまた出演です。皆様ぜひ!


日曜日は逗子にいっておりました。
逗子マリーナにて、あるパーティでの演奏でした。
とっても素敵なロケーションで天気もよかったのですが、風がとっても強くって海は荒れてました。
海辺の会場で眺めは最高です。富士山がよく見えました。
東京にいるときよりもずいぶんと大きく見えるので驚きました。


というわけで、本日は表参道ジャズバードです!

2009年4月25日土曜日

思い出す事など 他七篇 : 夏目漱石

また本か、といわれそうですが、これは薄いのですぐに読み終えました。
漱石の随筆集です。随筆を読むのは初めてです。
が、読み手としての立場には、あんまり区別がいらない感じです。

とはいえ、個人的に今かなり興味の対象となっている夏目漱石の随筆ですから、それは興味深く読みました。
いつのまにか、徐々にですが、自分のなかに夏目漱石像が出来つつあります。イメージが出来る前は想像できないと思ってたのに、今となっては期待通りのような気がしてます。そのイメージが正しいかどうかは分かりません。漱石の周りにいた人が書いたものを読むのがいいのだろうけど、まだしばらく先です。

木曜日は鉄井孝司(B)バンドでした

木曜日には、先週昼間にリハーサルを行った鉄井バンドのライブが新宿Jで行われました。
メンバーは

鉄井孝司,bass 三木俊雄,sax 楠直孝,piano 柴田亮,drums

実はリーダーの鉄井さんも含めて自分にとっては初共演のかたがたばっかり!
先週行われたリハでは主に鉄井さんのオリジナルを練習しましたが、けっこう難しい曲もあったりして、バンドとしてサウンドさせられるのかどうかという懸念はありましたが、蓋を開けてみたら実に面白いライブになりました。オリジナルが形になって、さらに発展させられたりすると、やっぱりたのしいですね。

この日はJが満員でした。すごい!
演奏終了後にお話したお客さんの一人に、自分の演奏を7~8年まえ(?)にライブで聴いてくれていた事があるというお話をうかがって、とっても驚きました。
そういえば、今週は別の人にもそんなことを言われておどろきました。
どこで目撃されているかわからないものですね。

というわけで、とっても面白いバンドの楽しいライブでした。
いろんな人と共演できるというのはやっぱりよいものですね。
もう少しおもてに出ようかな、と思いました。

2009年4月19日日曜日

行人 : 夏目漱石

やっぱり本ばっかり読んでます。
新聞の連載のためにかかれたようで、やっぱり内容的に読みやすく、小説として読み応えがあると思います。
と思ったけど、漱石を読みすぎていて、客観的に捉えられていないような気もします。いや、きっとそうです。
自分の中で漱石初心者だったときに読んだ「草枕」とか「三四郎」とかは、え?これでおしまい?って印象を自分に与えたはずだけど、今思い起こそうとすると、そう感じたことを忘れてしまいそうです。

この後に「こころ」が書かれるとあとがきに書いてありましたら、なるほど確かに、「先生」と「K」の精神戦(?)を思わせるところがありました。そういう意味では「こころ」のがテーマが明らかになって分かりやすいと思います。


自分が漱石を読んでいて一番面白いと思うのは、人それぞれの苦悩や弱点の描写(分析・整理)の鮮やかさ、みたいです。その鋭い感覚に、あこがれます。

2009年4月18日土曜日

本ばっかり読んでるみたいですが・・

ちゃんと毎日演奏もしてます。

昨夜は関内テンダリーにてジャムセッションでした。でもほとんどライブのような状態でした。
聴くお客さんがほとんどで、たくさん演奏しました。
テンダリーではこれから毎月ジャムセッションの日があるようなので、皆さんぜひ遊びに行ってください。

木曜日は成田のグラスハウス。ギターの鈴木大輔とのデュオでした。
デュオですが、演奏は熱かったです。
お客様からゲスト参加もあり(高校生のとらんぺったーも!)盛り上がりました。

今週は来週新宿のJで行われるベースの鉄井さんのバンドのリハーサルもありました。
オリジナルを何曲かさらいましたが、だいぶ慣れてきて、来週は面白いことになりそうです。

で、まあ、六本木の仕事もあったりしました。


先週は491~491~ジャミン~ジャミンでした。
これは順番に振り返りましょう。

水曜日はギターの塩川君とのデュオ。
塩川君とはデュオでのライブは3回目ぐらい。益田バンドや玉木バンドなどで共演回数は多いです。
なのですっかり安心して演奏しています。
普段あまりやらないような曲をもってきてくれたりして、面白かったです。
ピアノとギターのデュオは、簡単に展開が作れてしまうので、なにも考えずにやっているとどの曲も似たようになりやすいです。まあ、この編成に限らないのかもしれませんが、とくに。
でも面白い。
このデュオではまた6月11日に491に出演します。

木曜日はドラムの海老澤くんのトリオで491、ベースは鈴木克人さん。
この3人の共演は過去に一度ありましたが、トリオでの演奏は初。
曲はちょっとトリオではあまり演奏したことが(自分はたまたま)なかったようなスタンダードが中心でしたが、とっても自然にきわどく演奏できました。素直に音楽的だったような。
普段ならピアノトリオで演奏したくならないような曲でもけっこうたのしめたりして、意外な発見でした。
また是非演奏したいトリオです。

金曜日は都立大学ジャミンでソロピアノ。
ソロは何を弾くかいつもなかなか決まりませんが、この日は、最初のステージこそ自分で曲を決めてちゃんとやったような気がするのですが、ステージが進むにつれてリクエストを受け付ける(お客さんに選曲してもらう)感じになりました。う~ん、でも楽しかったからいいか。もっといろんな曲を弾けるようにしておきたいものです。ソロでのライブ演奏はまだ新鮮な印象がつよいです。5月8日(金)も出演予定なので皆さんぜひ!

土曜日も都立大学ジャミンで、鹿嶋千鶴(sax)カルテット。
過去にもいわゆる鹿嶋Aバンド(アコースティックのA)でのライブはありましたが、ジャミンは初出演。かつベーシストとドラマーは鹿嶋バンドでは初でした。ベースに林正男さん、ドラムに長谷川ガクくん。
二人とも共演経験はありましたが、お二人一緒には初めてでした。
この鹿嶋バンド、例によって、けっこうあんまり普段演奏されない曲を演奏します。オリジナルもあります。
なのでいつも演奏前のリハが大変なのですが、ちょっと込み入った曲もすらすらこなして行って、おどろきました。
ライブがはじまっても、初共演とは思えないような滑らかさで演奏が流れていきました。
リズム隊はいくらでも盛り上がるけれど、それを凌駕するように前方で吹きまくるリーダー、という図式は健在です。やっぱり鹿嶋バンドの完全燃焼具合はなかなか他では経験できません。また次回が楽しみです。


というわけで、いろんな演奏をしていますが、やっぱり基礎練習が大切だと痛感する日々です。

2009年4月17日金曜日

二百十日・野分 : 夏目漱石

本ばっかり読んでいる感じになっていますが、読むのは主に電車での移動のときです。あと寝る前にちょっと。
短めの「二百十日」と、そう長くは無い「野分」二つの話が入っていました。

「二百十日」はほとんどが会話からなっていて、軽やかで明るい印象です。雰囲気的には坊ちゃんとかに近いかなあ。って坊ちゃんってだいぶ前に読んだからもう忘れました。またそろそろ読んでみよう。

「野分」
タイトルは「のわき」と読むようです。辞書で調べると「二百十日・二百二十日前後に吹く台風」という意味もあるようで、ということは「二百十日」と関連があるのかと思いますが、話は別です。
ストーリーは分かりやすく、いかにもって感じです。道也先生の論文・演説とかこの話自体が漱石の訴えたいことだとしたら非常にそれもよく伝わってきます。


このあとに僕の好きな「虞美人草」が書かれるそうです。そういえば、登場人物の性格とか場面、文章の調子などに断片的にですが、共通する要素が見えるような気がします。まあ、あたりまえか。


やたらと漱石ばかり読んでますが、読む順番がばらばらです。アマゾンで検索して上位に出るものから適当に選んでいます。それでもまったく問題なく楽しんでますが、一通り読んだらもう一度書き上げられた順に読んでみたいと思います。

2009年4月9日木曜日

道草 : 夏目漱石

あいかわらず漱石です。
晩年の作品のようです。
美しさや鮮やかさが前面に出た作品としては(今まで読んだ中だと)「こころ」とか「虞美人草」があげられるとおもいますが、そういう作品とは対極にあるような感じです。でも描写の絶妙具合は相変わらずです。理解しあえない人同士の心理状態がかかれるところなどはもちろんそうだけど、幼少の頃の記憶がよみがえるところとかの描き方が素敵です。

次もまた漱石の何かを読むつもりです。
小説を読んで著者のイメージを作り上げるのは難しいかもしれないけど、どんなことを考えている人かぐらいはだんだん分かってくるかなあ。
なにかもう少しはっきりと認識したい、っていうそういう感じでまだまだ読み続けます。

2009年4月8日水曜日

491~491~ジャミン~ジャミン

昨夜は田町ヤムヤムでした。
基本的にBGMですが、時々拍手がきたり、お客様にご馳走になったりすることもありますが、昨夜は演奏を気に入ってくださったお客様から飲み物とかじゃなくて、デザート盛り合わせをいただきました!甘いものは大好きなのでうれしい限りですが、珍しいケースです。ごちそうさまでした!

本日(8日の水曜日)は横浜の491にてギターの塩川君とデュオ
明日(9日の木曜日)は同じく491にてドラムの海老澤君のトリオです。
なかなか珍しい2日連続の出演です。

と思いきや
10日の金曜日は都立大ジャミンでソロ
11日の土曜日は同じくジャミンで鹿嶋千鶴(sax)カルテット。
とっても珍しい、2Days×2です。
みなさん、ぜひいずれか(あるいはもちろん全部でも)お越しください!

2009年4月7日火曜日

たまには猫

夜中に住宅街でフラッシュたいて、やや怪しかったと思います。
そろそろ暖かくなってきて、夜でも外で猫に会う確率が高くなってきたかなあ。


金曜日は東向島プチローズ。
なんかお客さんが妙に盛り上がってくれて、楽しかったです。
そういえば、こういう雰囲気でした。

土曜日は渋谷センター街の中にあるONYXにて、トランペットの佐々木大輔くんのバンドに初参戦!
いかにも2管って感じの曲もあって、楽しかったです。
サックスの青木さんとは徳島で遭遇して以来でした。
リズム隊の工藤兄弟+楠は今週2回目、お互いの信頼関係も手伝って自由に展開する演奏ができました。

月曜日は六本木でした。
そろそろ人が増えてきたかなあ。

今日は田町のレストラン、ヤムヤムでベースの塩見さんとデュオです!

2009年4月5日日曜日

私の個人主義 : 夏目漱石

漱石の著作ではなくて、講演の記録を読んでみました。

作品を読んでも、どんな人だったのかは想像することはできますが、よりイメージが具体的になりました。
でも、大勢を前にした公の場での言葉です。もう少しくだけた感じの談話集でもあったらいいな。

内容としては当たり障りは少ないですが、面白いです。
というか、内容をどうにかしようというよりは、この人の考えに触れていたいという気持ちがつよいので、そういう意味で満足でした。

2009年4月3日金曜日

本日は東向島プチローズ

今日は東向島 Petit Rose でライブです。
メンバーは

足立直子,vocal
古森貞之,guitar
楠直孝,piano

このメンバーでの演奏は3回目です。
毎回とってもいい感じです。

Petit Rose
東京都墨田区墨田3-5-13
03-3611-0105
20:00スタート

お近くの方ぜひ!


昨日は桜木町ドルフィーでいのくちさんバンドでした。
ドラム工藤悠で、ベースは土村さん。土村さんといのくちさんのライブでの共演は初めてだったようです。
土村さんの演奏の陽気な要素がうまく溶け込んで楽しい演奏になりました。
次のいのくちバンドは、また野毛のジャンクかな。5月13日です!

2009年4月2日木曜日

そういえば春場所

新年度初日は雨の六本木でした。
雨でもまあそれなりににぎわっているけど、さすがに雨降り過ぎか。移動が多いのでいちいち折りたたみ傘を出し入れするのが面倒でした。


そういえば、相撲のことをひとことも書いていなかったような気がします。
春場所、終わってしまいました。
場所中に大阪に演奏の仕事でいきました。
昼間なんばの街角で力士の姿を見つけて興奮したりしましたが、結局初の大阪場所観戦は達成されませんでした。

結局、幕内は白鵬の独走で終わったわけでした。
朝青龍という力士は体格の不利を補って余りあるほどの、スピード・気迫・勝負勘・その他なんでもありますが、それもこれも万全の状態にある全身を最大限駆使して初めて実現できるものです。その結果あらわれる強さがこれ自体奇跡なわけですが、そういう意味で稽古不十分・腕の怪我も完全に癒えてない状態での先場所の優勝は、本当に奇跡的でした。
このように、結果だけ見て冷静に考えると、今場所の展開は妥当だったと思います。
もちろん、終わってみれば、です。一敗するまでは、ここまま行くんじゃないかと期待してしまっていました。

次を期待される若手力士は、相変わらず入れ替わり続けてます。栃煌山と豪栄道が出てきましたが、このまま来場所以降も勢いが続くかどうかが肝心です。今場所の二人ぐらいの活躍はみんなしてましたが、その後停滞しています(稀勢の里、琴奨菊、豊ノ島、ほか)。

また来場所、誰でもいいから、ああ強くなったなあ~って驚きたいものです。

2009年4月1日水曜日

明暗 : 夏目漱石

今回読んだのは漱石の未完の遺作でした。
ちょっとこれまで読んだ他の作品とは違いました。
新聞の連載向けっぽいというか・・。短いスパンで読みどころがたくさんでした。
まとめて読んでいるとちょっとせわしない感じです。
ですが、それはたいした違いじゃなくって、漱石のほかの作品とはだいぶ違いました。立ち位置が違うというか・・。
なるほどこれまで何冊か漱石を読んで特徴をつかんできた、と思ったところに、ぜんぜん違う趣の違うものに出くわしました。

これが遺作となってしまったということで、未完であることもやや残念ですが、まあそれはたいしたことじゃないとおもうのですが、こういう作品を書き始めた漱石がこの後どんな展開をしていくつもりだったのかがもう分からないのはとっても残念です。

と、残念がる前に、まだ読んでない作品がたくさんあります。

渋谷Ko-Koで井手さんカルテットでした

昨夜は渋谷Ko-Koでアルトの井手さんのカルテットでした。
メンバーは
井手直行,alto sax
楠直孝,piano
工藤精,bass
今泉総之輔,drums

井手さんとはここ何回かデュオで共演しましたが、カルテットは久しぶりでした。
精さんとは昨日も一緒でした。
総之助くん、じゃなくて総之輔くんとは初共演でした。

いろんな意味で刺激的で、とっても楽しかったです!
また同じメンバーでのライブが6月に予定されました。今から楽しみです。